目的別パーティーのコツ パーティーを成功させるために  
   
 
目的別パーティーのポイント
1、新製品発表会 6、入社祝い
2、事務所開き 7、祝勝会
3、表彰パーティー 8、結婚披露パーティー
4、竣工祝い 9、結婚式の二次会
5、創業周年祝賀パーティー 10、お別れパーティー
11、ウェルカムパーティー
 
 
1、新製品発表会
自社の新製品の発表などを目的に開催するパーティーです。
招待客は小売店など、流通関係の得意先や製品の開発関係者、そしてその業界のオピニオンリーダーなどは口こみで広めてもらうためには欠かせない存在です。
パーティーの性格としては宣伝という目的がありますので広告代理店などと「広告」の流れの中で同時に企画すると効率のいいものになります。

※商品名を印象づけるコツ
◇会場や入り口などに商品名の入った看板などを配置する。
◇パーティー全体のプログラムの中で新製品の紹介タイムを入れる。
◇ゲームや余興に「新製品名」を活かしたり、商品に試供品を取り入れる。
◇主催者やスタッフの服装に新商品名を印字して目立つようにする。


2、事務所開き
企業の設立や支店の開設、事務所移転の際に開かれるパーティーです。
通常、この種のパーティーではお客様はお祝いを持ってきます。できれば「気持ち」程度のお土産を用意しておくと、後でお礼する煩わしさがなくなります。

事務所開きは社員の顔見世という意味合いも大事ですのでそのような企画にする方が好印象をもたれるものです。

開催時間は5時〜7時くらいにしてお酒を中心にするのもいいかもしれません。ほとんどが仕事関係者ですので勤務時間内での感覚で参加いただけるので歓迎されます。

※事務所開きのコツ
◇参加した仕事関係者が相互にコミュニケーションを取りやすくするために立食スタイルにする。
◇お祝い事なのでお日柄のいい日を選ぶ

、表彰パーティー
一般に功績をあげた社員に対する会社内の表彰パーティーです。通例は2部に分けて、1部を「表彰」、2部を「パーティー」とします。
大規模な表彰式ではいかに人の流れを淀みなくするかがポイントになります。あらかじめ受賞者の一人にかかる時間を計り、席順も人の流れも考慮して決めておきます。

パーティーの主役は受賞者ですので、社長や幹部ができるだけもてなしてあげるのがいいでしょう。特に受賞者には胸に花などをつけて目立つようにします。

4、竣工祝い
大規模な事務所開きとほぼ同じです。自社ビルであれば後期中にご迷惑をおかけしたという意味も込めて、近隣の会社や住人も招待するといいでしょう。

招待状はきちんとした白封筒に黒文字で宛名書きをします。

お祝い事なので引き出物が必要です。引き出物には竣工の期日を入れ、熨斗(のし)も入れた方がいいでしょう。


5、創業周年祝賀パーティー
よくある10周年記念パーティーなど、創業からの周年を祝うパーティーです。大きく分けて社員が対象のものと得意先が対象のものがあります。

社員を対象としたもの
目的は物故社員に対する敬意と現社員の意識を高めるということになります。社員が対象の場合は個性あるパーティーにしてみるのもいいかもしれません。

得意先が対象の場合
得意先を対象とした周年パーティーで大切なのは何よりも「招待客リスト」作りです。漏れなどがないように十分にチェックすることが大事です。特に大規模な周年パーティーなどの場合は事業計画として立てておくことが肝要です。会社としての社格にもかかわりますので、できれば中長期計画に組込み、実際の企画は1年前から始めておくことが大事です。

引き出物には「社史」を編纂し、品物を添えますが、最近は重い引き出物は人気がありません。むしろCDやDVDなどの方が喜ばれます。注意点としては必ず「御礼」の手紙を添えることです。差出人は必ず社長になります。

盛り上げるコツ
◇堅くなりがちのパーティーなので余興やショータイムなどを入れる
◇できればプロの歌手や噺家、スポーツ選手をゲストにしたり、現役の民放アナウンサーなどを呼ぶのもいい方法になります。


6、入社祝い
人事部が主となって開くパーティーです。入社式のあと引き続いて開催されるケースが多いでしょう。内容として親睦が目的ですので参加者のコミュニケーションがとれる立食スタイルがベターでしょう。招待状は不要で、業務連絡の通達で十分です。


7、祝勝会
プロ野球の優勝祝賀会など、スポーツ界で頻繁に行われるパーティーです。ポイントはできるだけ速やかに開催します。時間がたってしまえば熱が冷めてしまう性質のパーティーですのであらかた予想して会場の予約など、事前の計画をたてておくことも大事です。会場も早めのキャンセルであればキャンセル料も発生しません。
熱が冷めないうちのパーティーですので招待状が間に合わない場合はファックスや電子メールでも失礼にあたりません。
会場にはウィナーを称える写真やVTRなどの演出もいいかもしれません。

ポイント
◇演出はドラマチックな工夫が場を盛り上げます。ウィナーには音楽やライトアップで後方から登場してもらい、拍手喝采という設定があります。
◇マスコミを招待し、カメラのフラッシュを浴びせることで会場の雰囲気を盛り上げます。
◇注意点としては「ビールかけ」や「シャンパンかけ」などは会場側の許可を取ること。会場の破損は結構、高くつきます。

8、結婚披露パーティー
従来は挙式のあとに披露パーティーをするケースが多かったのですが、最近は海外で挙式したり、挙式なしで籍を入れるだけのケースも増え、それに伴いパーティーも切り離して行われるケースが増えています。したがって会場もさまざまです。レストランだったり船上だったりリゾートホテルだったりといろいろです。

パーティーのスタイルはやはり着席がいまだ主流のようです。同時に料理でおもてなしするという傾向は今だに強いようです。

招待客は基本的には両家で人数のバランスがとれるように決めていき、お送りする前に事前に了承を取っておくのが無難でしょう。それでも必ず出欠確認の返信用葉書を忘れないようにしてください。
日取りは今まではお日柄のいい日と決まっていましたが休日の関係を利用する人も増えてきたと思います。
開催時間はディナーなどをお出しできる都合のいい時間帯を選定するといいでしょう。
司会はカジュアルなものであれば友人に頼むのもいいかもしれません。格式を重視するのであればプロに頼むのが無難と言えます。
特にカジュアルにしたいと言うのであれば会費制で立食スタイルというのも最近増えてきています。
この場合は招待状もカジュアルでいいでしょう。
服装も参加者は平服で新郎新婦は普段より少しあらたまったものであれば問題ないと思います。ただし、この日ばかりは黒やグレーは避けた方がいいでしょう。


9、結婚式の二次会
一般的に披露宴の後に開催されるもので、この場合は新郎新婦が開催するパーティーです。披露宴にお呼びできなかった友人なども含め、カジュアルに開催するのが多いでしょう。夜の遅い時間であればカクテルなど、お酒を中心にしたものもいいかもしれません。
基本的には会費制ですが、会費はあまり高くせず、予算の一部は新郎新婦が持つのが一般的です。
会場としてはレストランなどがいいでしょう。

レストランなどに予約する場合は「結婚披露宴の2次会」である旨を伝えれば演出に協力してもらえます。


10、お別れパーティー
いわゆる送別会です。ビジネス関係とプライベートな場合と2種類あります。

ビジネスの場合
ビジネス関係の場合はその人の肩書きに見合ったものにします。招待客は取引関係者からお世話になったバーやクラブのママまで、多種多様がいいでしょう。できるだけにぎやかに送ってあげることが大事です。
主流としては会費制の立食スタイルが最近は多いようです。

プライベートの場合
友人などによるお別れパーティーはカジュアルでアットホームなものがいいでしょう。スタイルとしては会費制で会の運営をすべてこれでまかないます。
招待客には「パーティー参加」と「餞別だけ参加」の2種類を用意しておくと親切です。
主賓には参加者リストと餞別参加者リストをお渡ししておくことを忘れないことです。後日の「お礼状」の発信に必要になります。


11、ウェルカムパーティー
いわゆる歓迎会です。会場はホテル・レストラン・自宅と様々でいいと思います。人数が多い場合は立食で、少ない場合は着席スタイルがいいでしょう。一般的にカジュアルで簡素なもので十分です。
大事なのは速やかに開催して歓迎の意を伝えることが基本です。人数を無理に増やすのではなく、来られる人で開催します。参加メンバーは量よりも質という形がベターです。

盛り上げるコツ
歓迎の看板を用意
歓迎の花束を用意

 
   
 
参考資料

安藤か代・河崎早春
『みんなに喜ばれるパーティの企画・演出・司会』(池田書店)